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           フィルターの知識
レンズの前に付けるフィルターには多彩な種類がありますが、一般的に必要なものから、特に必要のないものまで目的と効果を列記して見ます。カラー撮影用に限定です。MC−UV等のMCはマルチコートの意味で、光の乱反射を防ぐ等の処理がされたフィルターでこの方はベターです。
フィルターは特に無くてもいいが、あれば便利なものが赤印です。露出補正は一眼レフの場合は不要ですが、一眼レフタイプ以外は、又は自動露出以外でマニュアルで撮る場合フィルターによって明るさの補正が必要になるものがありますのでご注意。
UVフィルター 紫外線をカットする目的だが、現在はレンズ自身のコーティングがされている為、レンズ保護程度の役割。 露出補正 不要
スカイライト これも紫外線カットと色温度の高い場合の青みを多少下げる目的で、昔は常用されたが、レンズの薄いピンク色をきらい、現在はPL
フィルターが人気で、ほとんど使われていない。
露出補正 不要
LBフィルター 色温度補正フィルターで、ポジフィルムの場合は常用される。
色温度を下げる場合・・・W2.W4,W8など(ケンコーの呼称)
                日陰等の青を補正
色温度を上げる場合・・・C2,C4,C8など(ケンコーの呼称)
                電灯光等の補正
            数字は色温度の項目で述べたデカミレッド値
露出補正 必要
各補正値が説明書に
記載
CCフィルター 色彩の補正フィルター  色毎に各Noのフィルターがある 露出補正 必要
NDフィルター 光量減少用フィルター   故意に光量を落とし、ロングシャッター
                 を切りたい時など
露出補正 必要
ハーフNDフィルター 半分ずつNDの部分とノーマルの部分に別れたフィルターで景色
など撮る場合、上下の明暗差が激しい場合の露出調整用
露出補正 不要
PLフィルター 偏光フィルター    ネイチャー派にとっては必須のフィルター
           通常の光の乱反射による影響を防ぐ青空
              がよりクリアーに青く、水面やガラス面の反
              射を防ぐ等用途は広い。
              現在のオートフォーカスカメラには円偏光フ
              ィルターが必要
露出補正 必要
効果の程度による
FL−Wフィルター 蛍光灯のグリーンかぶりの補正用 露出補正 不要
ソフト効果フィルター ソフトン、フォギー等   故意にボカシ効果や霧の効果 露出補正 不要
クローズアップレンズ マクロレンズの代用、接写・拡大用 露出補正 不要
特殊効果用 レンズ保護フィルター  無色透明のレンズ保護用
三色分解フィルター   
BGRの三枚の
フィルターを撮影毎に
                 露出し
静止物は普通色に動くものは各
                 色に色が付くという特殊表現用

クロスフィルター 
    光を十字等に光条をつける効果用
センターフォーカス    中央部はそのままで、周辺にソフト効
                  果等を付ける
レッド、ブルーハンサー レッドは夕焼けを強調する様な時、
                  ブルーは全体をブルー調で表現した
                  い時など、但し色は不自然になりや
                  すい
セピア効果フィルター   全体をセピア調の表現用
露出補正  タイプによる
デジカメの場合、花火撮影用のNDフィルターやワイドコンバーションレンズがよく使われるようですポジの場合はいいが、ネガの場合は特に色フィルターを使用した場合は、プリント時にその由、申し出ないと、写真店で再補正されることがありますのでご注意して下さい。尤もネガの場合は色の効果はプリントで自由になりますので、色補正フィルターはあまり使われない。
        
        PLフィルター(反射除去フィルター)
PLフィルター効果 ノーマル撮影 PLフィルター
 あまりいい例がありませんが、上図紅葉の右がフィルターなし、左がPLフィルターを付けた場合この様に、モヤっとした空がクリアーな青空になっている、一番右のコイの写真は、通常だと池の表面に光が反射しているが、PLを付ける事により、表面の反射が完全に無くなり池の中のコイや池の底がクリアーに写っている。これらがPLの効果例です。
このようにガラス面、水の表面、滑らかな物質の表面の光の反射(偏光)を除去して、本来の色をクリアーに表現出来るので、ネイチャーファン必携のフィルターです。但し、この効果には方向性があり、水やガラスの表面は30°の角度面が最大の効果、空など風景に対しては、太陽を背に順光方向、かつ太陽から90°方向が最大の効果という性質がある。露出は最大2段暗くなるので三脚が必要になる場合が多い。