蒲郡花火の魅力は何と言っても3発の3尺玉ですが、今回はさらに尺玉(10号玉)増量とカウントダウンと共に揚る10号玉10発一斉とさらにスターマインも巾400mを使っての2回のワイドスターマインが目玉となりました。
この10号玉10発一斉は今回初の試みで、カウントダウンとして4号雷を10発打ち揚げた後、一斉に曲導が立ち上り10発の芯入り菊が両端を八重芯菊で飾ってのなんとも素晴らしい光景でした。
今回は現地の下見をしたものの観覧場所には大いに悩みました、風向きは昨年とほぼ同じの南東の風、メイン会場はサイド風となるもののさほどの支障は無いですが、巾400mのワイドには撮影的に近すぎで、超広角レンズでは大きく歪んでしまいます、かといって竹島方向まで引くと1km以上の距離があって迫力が大きくスポイルされます、その中間地点でも見えますが、ロケーションが悪いという悩ましい所です。観覧のみの方は文句なしに本会場でしょうね、但し3尺玉までの距離はありますので、3尺を重点に近くで迫力を楽しみたい向きには竹島橋の上、もしくは竹島まで渡ると、まさに浴びる感じとなるようですが、逆に本会場は遠くなってしまいます。
今回結局竹島方面での撮影としましたが、3尺玉には絶好のロケーションでしたが、本会場のスターマインにはやはり遠すぎました。
今回尺玉は10発一斉を含む80発、8号玉も約100発と増量されました、いずれも芯入りで三重芯も3発ほど、八重芯多数、基本の玉は変芯変化菊ですが相変わらず、安定して丸く開く菊・牡丹は流石でした、加藤煙火さんの玉の特徴は芯を大きく親星近くまで拡げる丁字菊といわれる手法が多く、各色多重芯牡丹などの牡丹物の技が冴え、また四重芯を含む多重芯菊にも定評があり、色は伝統色の桔梗・紫や最近の銀では無い白色ののすっと伸びる白牡丹などが注目されている玉です。
現在スターマインが一般的には人気の主体ですが、10号玉の大きく上空で炸裂する割物といわれる大輪の花火はやはり花火の原点といえる素晴らしさがありますね。とはいえ一般観衆の期待は迫力のあるスターマインもという事で最近は割物主体からスターマインがワイド展開するなど充実してきていますが、欲をいえばさらにもう一歩物量を集中した怒涛といえる目玉が欲しいかなという所です。
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